ぼくが考えたこと。

ぼく(28才、フリーター)が一生懸命考えたことについて。極個人的。

映画の力、戦争の意味、あるいは『プライベート・ライアン』の感想

今回は、7月12日に観た、『プライベート・ライアン』の感想文。(また一か月くらい経ってるね) 視聴のきっかけは、中学生の時に教科書で読んだ『虚構のリアリズム』という論説文で紹介されていたこと。 その論説文では、冒頭のノルマンディー上陸作戦のシー…

映像の極致とストーリの必要性、『ゴジラVSコング』について

去る7月5日(去ってから一ヵ月近く経ってるね)、『ゴジラVSコング』を観てきたので、その感想文です。 いわゆるモンスター・ヴァースシリーズの最新作、タイトルから想像できるように、ゴジラとコングがついに決戦!ストーリーについて説明する手間が省け…

迷い、傷つき、そして気付くこと。あるいは『2020年の恋人たち』

今回はすごく久しぶりに読んだ小説、島本理生さんの『2020年の恋人たち』の感想文。 小説を読むことは大好きなはずなのに、なんと本書が今年3冊目、実に4カ月ぶりの読書でした。 もちろん、小説を手に取らなかった理由ははただの怠惰でしかないのだけど、…

見知った気まずさ、あるいは女の子に救われた記憶、いつかの『街の上で』

4月20日のことなんですが、今泉力哉監督の『街の上で』という映画を観てきましたので、その感想文です。 今回は、映画の感想以外の文章も長め。 『ある夏の日の下北沢なんてどうだろう』 この映画を知ったきっかけは、大好きな作家である燃え殻氏がパンフ…

『パラサイト−半地下の家族−』、あるいは「貧困の臭い」について

昨日(3/14)、ようやく『パラサイト 半地下の家族』を観ました。 公開当時、あのポスター(下記参照)を見てからすごく観たかったんすよ。 間にCMとか挟まるのも嫌で金曜ロードショーもスルーしてたから、もう本当に満を辞して、って感じでした。 これが問…

『2012』

『2012』という映画を観ました。 確か2月の頭くらいに観たので、もう3週間くらい経っています。記憶も抜け落ちはじめています。やはり1番の敵は怠惰ですね。 ということで、こんな感じの映画です。 ストーリーとしては、地球の内部温度が上昇→プレートが流動…

『アップグレード』

1月の3本目(個人的に3本も映画観るのって珍しいかも?)は『アップグレード』。 観たきっかけはなんとなく。お酒に酔ってても楽しいような、画的に、あるいは内容的にキャッチーなのをもとめて。 あらすじとしては、奥さんと一緒に機械制御の車に乗ってる時…

『コンジアム』

クオリティはさておき、ようやく『密やかな結晶』が終わった! ようやく映画『コンジアム』について書ける!やったね! 正直、『雪沼とその周辺』も、『実録・連合赤軍(以下略』も、『密やかな結晶』も、感想文として書くことが多い!!!!!!!文章が長…

『密やかな結晶』

今年二冊目の小説は、毎度お馴染み、大好きで大好きでたまらない小川洋子さんの『密やかな結晶』でした。 「でした」というのも、実は読み終わったのはこれを書いている十日ほど前で、本当はもっと早くにこの文章を綴るべきだったんです。さっと書けなかった…

『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』

新年一発目の映画が、まさかのドキュメンタリーもの。普段はこんな類のやつは見ないけれど、連合赤軍に関しては非常に興味があったので。 この映画は、タイトルからわかる通り、あの連合赤軍があさま山荘事件を起こすに至るまで、山岳ベースのリンチ殺人も踏…

『雪沼とその周辺』

唐突に、今年からは読んだ本や映画の感想をブログ的なものに綴っていこうと思いました。もちろん自分用、ネタバレなどは基本的に考慮せず、好き勝手に、独断と偏見ばっかりで綴りたいと思います。(誰にも教えていないブログだけど、記事は公開状態なので一…

こんな夜更けに『夜に駆ける』

YOASOBIさんの『夜に駆ける』という曲。 めちゃくちゃ流行ってますね。基本的には流行りモノに乗っかりたくない、あくまでサブなカルチャーを愛することをモットーとしている(サブなカルチャーを愛している自分を愛しているだけな可能性が非常に高い…

深淵に一方的に覗かれている感覚

戯れにこのブログのURLをTwitterのプロフィールに貼り付けていた時期がありました。 そして、今日Twitterで「ブログ更新しました」なんて誰も得をしない情報を書きつけてみたら、なんと15件もブログにアクセスが!!! 誰かに直接教えたわけでもないこんなク…

無意味の肯定

毎日更新(とまではいかなくても、ほぼ毎日更新する)、と息巻いていたのに、2日目で挫折しかかってる。 今日はゲーム(Bloodborne)して、文章を書いて、にーちゃんの家に遊びに行って、梨が美味しくて。 なんて本当に日記みたいなことを書いてもどうしよう…

八本脚の蝶と、二本足で地面を踏みしめ生きる私

二階堂奥歯さんという方の、『八本脚の蝶』という本を読んでいます。 二十五歳という若さで自ら命を絶った筆者が、亡くなる直前まで綴っていた二年間の日記がそのまま本になったもの。 はっきり言って、興味本位で買いました。 だって、自殺した人が直前まで…

今日、新宿の歩道橋で首つり自殺があったらしい。大阪に住んでいる私がその事件を知っているのは、私にとって唯一のニュース源であるTwitterに載っていたからである。 Twitterとは非常に便利なもので、そこまで深く潜るまでもなくモザイクのない首つり写真が…

ロックスターは死んだ

ロックスターは死んだ。 何人かの有名なロックスターや文豪が、示し合わせたように27歳で死んでしまった、ということがあったらしい。 もちろん、そのことについて調べたこともなければ調べるつもりもないので、本当かどうかはわからない。 でも、このエピ…

指先から始まる何かに期待して

眠い時はブログを書くことを習慣にしていきたいと思います。なんでもない文章をたくさん打ち込むことは眠気覚ましにぴったりだし、タイピングをたくさんするとそれだけでドヤ感が出せるのでお気に入りです。 『指先から始まる何かに期待して』というのは、今…

徒然なるままに

真夜中に文章を書くことに疲れてきたので、気晴らしに文章を書くことにしました。 文章の気晴らしに文章を書くなんて、バカみたいですね。でもメッセージ性とか、テーマとか、果たしてその文章が面白い文章なのかとか、考えずに書くことができるのはそれだけ…

虹の足の中にいるということ

お題「ちょっとした贅沢」 「何か書きたいけど、何にも各気が起きない」そんなときにお題を提供してくれる仕組みはブログサイトとして素晴らしいなと思います。 ということでランダムに出てきた「ちょっとした贅沢」について。 ここで「風呂上がりのアイス」…

たまらなく無意味で有意義なぼくの休日

今日は一日中ゲームをしていました。 ドラゴンズドグマオンラインです。 せっかくのオンラインゲームなのに、誰かとプレイするわけではなくただただ黙々こなしていました。 面白かったのかと聞かれたら、「非常に面白かった」と答えます。 しかし、終わった…

正しいルールの破り方

頑張って書きます。 今日はぼくの思う「正しいルールの破り方」について。 前提として、ルールは人間社会をイイ感じに回すために必須なものなので、ルールそのものを否定するつもりはまったくありません。 ただ、車も自転車も来ない信号を必ずしもきっちり守…

ぼくがキングスマンになるために

ちょっと気を抜いたら、もう一か月くらい書いてないもんね。 いやぁ怠惰って恐ろしい。 本当は書きたいことがあるんだけど、今日はあんまり時間がないので、バカみたいな話を1つ。 先日、映画の「キングスマン」を観ました。 英国紳士なスパイ映画で、めち…

私が痴漢を許せない理由

まず最初に。以下の文はがっつり下ネタです。痴漢モノの作品を賛美している件もありますが、読んでいただければわかる通り、私は痴漢にものすごく嫌悪感を抱いています。痴漢の話題に抵抗のある方や、下ネタに抵抗のある方。私のことをリアルで知っていて、…

特急電車の車内でキーボードとタブレットで執筆するという意識の高さについて

今から白浜のアドベンチャーワールドにいってきます。その道中でこの文章を認めているのだが、表題の通り、圧倒的な意識の高さに恐れおののいています。ということで、今回は「意識が高いということ」についての雑記です。「意識が高い」という言葉は、最近…

肉を切りつつ、骨も断つ

今日はMHXの感想日記。今日で岩穿テツカブラのクエストを制覇しました。レベル8の極圏でガムートと同時のクエストだけは本当に死ぬかと思いました。煙玉を使わない主義の私にはもはやクリア困難なレベル。どうにかクリアしつつ、レベル10のクエストでチケッ…

私が思うこと、あるいはこの文章を綴る意味

一応ネットに文章を公開することになるので、簡単にこの文章を綴る意味を明確にしておきたい。まず最初に、私はこのブログに「自己満足」以外になんの意味も与えるつもりはない。これは今日自分が考えたことを忘れないための備忘録のようなものである。ちな…