深淵に一方的に覗かれている感覚
戯れにこのブログのURLをTwitterのプロフィールに貼り付けていた時期がありました。
そして、今日Twitterで「ブログ更新しました」なんて誰も得をしない情報を書きつけてみたら、なんと15件もブログにアクセスが!!!
誰かに直接教えたわけでもないこんなクソブログに15人もの人がくるなんて!
(とはいえ、全然更新してないしどこかにリンクが繋がっているとも思えないこのブログに月間100人以上来たこともあるので、一体どうなっているのだろう)
もちろん誰でも見れるように公開してるわけだし、公開しても恥ずかしくないことだけ書いているつもりだけど(ただし、そもそも俺自身が恥ずかしい人間である可能性は考慮しないものとする)、15人もの人が見ているとなると、なんだか身が引き締まるというか、肛門が引き締まるというか。
『深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ』
かのニーチェの、あまりにも有名な言葉。
とはいえ、このブログに関して言えば、何人に見られているかまでしかわからないので、覗き込んでいるあなたが誰なのか、こっち側はわかりません。
見ている人のことを意識すると急に言葉が出なくなっちゃいそうだけど、誰かわからない人に見られている状況は適度な緊張感があって良い気がする。
深淵に一方的に覗かれるのも悪くない。
二階堂奥歯さんだって、きっと自分のブログが本になって、たくさんの人に読まれるなんて想像もしていなかったに違いない。だからこそ、自分の趣味趣向性癖全開な文章を書いていたのではないだろうか。
そして、だからこそあの人のブログは楽しいんだと思う。
あんな風に、なんか楽しいことを書けたらいいなと思う。