ぼくが考えたこと。

ぼく(28才、フリーター)が一生懸命考えたことについて。極個人的。

2021-01-01から1年間の記事一覧

映画の力、戦争の意味、あるいは『プライベート・ライアン』の感想

今回は、7月12日に観た、『プライベート・ライアン』の感想文。(また一か月くらい経ってるね) 視聴のきっかけは、中学生の時に教科書で読んだ『虚構のリアリズム』という論説文で紹介されていたこと。 その論説文では、冒頭のノルマンディー上陸作戦のシー…

映像の極致とストーリの必要性、『ゴジラVSコング』について

去る7月5日(去ってから一ヵ月近く経ってるね)、『ゴジラVSコング』を観てきたので、その感想文です。 いわゆるモンスター・ヴァースシリーズの最新作、タイトルから想像できるように、ゴジラとコングがついに決戦!ストーリーについて説明する手間が省け…

迷い、傷つき、そして気付くこと。あるいは『2020年の恋人たち』

今回はすごく久しぶりに読んだ小説、島本理生さんの『2020年の恋人たち』の感想文。 小説を読むことは大好きなはずなのに、なんと本書が今年3冊目、実に4カ月ぶりの読書でした。 もちろん、小説を手に取らなかった理由ははただの怠惰でしかないのだけど、…

見知った気まずさ、あるいは女の子に救われた記憶、いつかの『街の上で』

4月20日のことなんですが、今泉力哉監督の『街の上で』という映画を観てきましたので、その感想文です。 今回は、映画の感想以外の文章も長め。 『ある夏の日の下北沢なんてどうだろう』 この映画を知ったきっかけは、大好きな作家である燃え殻氏がパンフ…

『パラサイト−半地下の家族−』、あるいは「貧困の臭い」について

昨日(3/14)、ようやく『パラサイト 半地下の家族』を観ました。 公開当時、あのポスター(下記参照)を見てからすごく観たかったんすよ。 間にCMとか挟まるのも嫌で金曜ロードショーもスルーしてたから、もう本当に満を辞して、って感じでした。 これが問…

『2012』

『2012』という映画を観ました。 確か2月の頭くらいに観たので、もう3週間くらい経っています。記憶も抜け落ちはじめています。やはり1番の敵は怠惰ですね。 ということで、こんな感じの映画です。 ストーリーとしては、地球の内部温度が上昇→プレートが流動…

『アップグレード』

1月の3本目(個人的に3本も映画観るのって珍しいかも?)は『アップグレード』。 観たきっかけはなんとなく。お酒に酔ってても楽しいような、画的に、あるいは内容的にキャッチーなのをもとめて。 あらすじとしては、奥さんと一緒に機械制御の車に乗ってる時…

『コンジアム』

クオリティはさておき、ようやく『密やかな結晶』が終わった! ようやく映画『コンジアム』について書ける!やったね! 正直、『雪沼とその周辺』も、『実録・連合赤軍(以下略』も、『密やかな結晶』も、感想文として書くことが多い!!!!!!!文章が長…

『密やかな結晶』

今年二冊目の小説は、毎度お馴染み、大好きで大好きでたまらない小川洋子さんの『密やかな結晶』でした。 「でした」というのも、実は読み終わったのはこれを書いている十日ほど前で、本当はもっと早くにこの文章を綴るべきだったんです。さっと書けなかった…

『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』

新年一発目の映画が、まさかのドキュメンタリーもの。普段はこんな類のやつは見ないけれど、連合赤軍に関しては非常に興味があったので。 この映画は、タイトルからわかる通り、あの連合赤軍があさま山荘事件を起こすに至るまで、山岳ベースのリンチ殺人も踏…

『雪沼とその周辺』

唐突に、今年からは読んだ本や映画の感想をブログ的なものに綴っていこうと思いました。もちろん自分用、ネタバレなどは基本的に考慮せず、好き勝手に、独断と偏見ばっかりで綴りたいと思います。(誰にも教えていないブログだけど、記事は公開状態なので一…