『コンジアム』
クオリティはさておき、ようやく『密やかな結晶』が終わった!
ようやく映画『コンジアム』について書ける!やったね!
正直、『雪沼とその周辺』も、『実録・連合赤軍(以下略』も、『密やかな結晶』も、感想文として書くことが多い!!!!!!!文章が長えんだよ!!!!!!!
俺の文章力云々はもちろんあるだろうけど、それでも思ったことや感じたことが多くて大変なんだよ!!!!
こんなのばっかり続いたら更新する習慣もつかねえっての!!!!!!
だから『コンジアム』が秒殺するぜ!!!!!(秒殺に値する映画だったって話)
はい、ということで『コンジアム』というPOVホラー映画です。
暇つぶしになんだかつまらない映画でも、という感じで見始めたので、ちょうどいい感じでした。
正直、POVホラーなんて『パラノーマルアクティビティ』シリーズが出オチみたいなイメージがどうしてもあって(いうてもパラノーマルシリーズをぽろぽろ観たの以外には『グレイブエンカウンターズ』くらいしか観た記憶ないのだけど)、初出のインパクトが最大の魅力だったPOVの何番煎じやねん、って話。
ざっくりストーリーに触れておくと、韓国の動画配信者の若者たちが世界七大心霊スポットのうちの一つである精神病院で生放送を敢行するというもの。
うん、二行で説明できるあらすじって素晴らしい。
最初に散々こき下ろしたけど、内容自体はめちゃくちゃ面白くないわけでもない。
そこそこ緊張感があって、そこそこ怖い。怪異のビジュアルもそこそこ効いている。
でも、結局はちゃんと普通のPOVホラー。それ以上でもそれ以下でもないって感じでした。
個人的なフェティッシュなのかもしれないけれど、ホラーはやっぱり「因」と「果」を大切にしてほしいと思っちゃう。
何かしらの原因があって、怪異が発生する。それなら、その怪異は「因」を受けた「果」でないといけない。あるいは、物語の構成に「因」と「果」を正しく組み込んでほしい。
個人的に思い入れの強いホラーゲーム『零』シリーズで例えると、廊下から飛び降りて首が折れた女は、ちゃんと首が曲がっている。目が不自由な故に迷子にならないように鈴を持たされていた千歳ちゃんは、登場前に鈴の音が聞こえる。虚を封じる時間稼ぎにされる「楔」という存在は、生前に大きな苦痛を与えた方が力が強まるとされているから、全身なます切りにされている。だから、楔に殺された人々の霊も全身が傷だらけ。
この因果が、今回の『コンジアム』には全然しっくりこない。精神病患者だから拘束具がつけられているとか、小出しにするホラーなジャブをもっと特徴づけるとか、もっと意味を持たせてほしかった。
画的なインパクトが一番強いシーンだって、ただ目が真っ黒になってるだけやん。それ、確かに画的には怖いけど、コンジアム感なくない?
と、言った具合なんですけど、実は一番言いたいことは他にあるんです。
そう、アヨンちゃんです。
撮影に参加した女の子のうちの一人、アヨンちゃん(実際の役者名もアヨンちゃんらしい)が、もうかわいい!なにこれ!え!かわいい!!!!!!
アヨンちゃんじゃない女の子もかわいい(一人はそんなにかわいくないけどおっぱいがでけえ!)んだけど、とにかくアヨンちゃんがかわいい!
特に、撮影前の顔合わせの時のアヨンちゃん!可愛すぎて画像引っ張ってきたわ!(言うまでもなく一番左の子)
なにこの絶妙に男慣れしてない感というか、垢抜けてない感というか!
この冒頭のアヨンちゃんにやられて、結局最後までアヨンちゃんアヨンちゃんで楽しく観れました。
あまりの可愛さにすぐにGoogle検索したんだけど、きれいな服を着ているときのアヨンちゃんはそこまで刺さらなかったりするんだよね。お顔の感じとか、前述の服装から想起されるイメージが、たぶん性癖に刺さったんだろう。個人的には稀有な例。
ということで、みんなも機会があったらアヨンちゃん、観てね!(映画自体はアヨンちゃん込みで60点くらいでした)