ぼくが考えたこと。

ぼく(28才、フリーター)が一生懸命考えたことについて。極個人的。

虹の足の中にいるということ

お題「ちょっとした贅沢」

 

「何か書きたいけど、何にも各気が起きない」そんなときにお題を提供してくれる仕組みはブログサイトとして素晴らしいなと思います。

 

ということでランダムに出てきた「ちょっとした贅沢」について。

ここで「風呂上がりのアイス」とか、「均一価格の居酒屋に行かない」とか言ってしまうとしょうもないので、ぼくらしく気持ち悪い感じの贅沢について書いてみようと思います。

 

個人的に思う贅沢って、「平日の14時から18時くらいの間」なんですよね。

これは学生の時からずっと思っていることで、平日の14時前後ってばっちり授業だったり仕事だったりに拘束されている時間なんです。

退屈な授業中に、ふと外をみると、外にはいろんな人が歩いている。

ぼくがこんなにつまらない時間を過ごしているのに、窓を一枚隔てた向こうがわには、何にも縛られない、あんなに穏やかな時間があるんだって。

 

しかも平日ってことはみんな会社や学校に行っているから、外はすごく静かなんですよね。

人が多い所や、うるさいのを嫌うぼくからすると平日の昼間って天国みたいなんです。

 

ぼくにとっての平日の午後は、誰にも縛られず、なににも煩わされない至高の時間で、その時間に何をしてても贅沢に感じてしまうのです。

 

 

あと、時間帯も重要です。平日の午後をのんびり過ごせるっていうことは、すなわち学校も仕事もないってこと。

これはイコール早起きする必要がないってことになります。

そうなると、午前中に起きるのは難しいでしょう。(ぼくの場合)

だから行動を始めるのは必然的にお昼からになってきます。朝起きた直後は歯を磨いたり、ご飯を食べたりするので、本当の意味で落ち着けるのが14時くらいになるんですよね。

14時。これからなんだってできるし、なにもしなくてもいい。

14時といえば、季節問わず太陽が出ている時間帯なので、外は明るく、幸せな光に満ちている気がします。

突き刺さる日差しとセミの声を聴いて夏特有のノスタルジアに浸るのもいいし、あえて寒い中外にでて太陽のほのかなあったかさを感じるのもいいですね。

 

ぼくの場合は、たいていカメラを片手に散歩をしたくなります。

季節ごとに太陽の光の色って明確に違っていて、そういうのをなにもかんがえずにカメラに収めていくのが好きです。

F値とか露出とかを気にせずに撮るので、ダメな写真のほうが多いんですけど、大切なのは「シャッターを切っときの気持ちを後から思い出せるか」なので問題はありません。

何にも縛られない時間だからこそ、この世界の本当の美しさを斜に構えることなくまっすぐに受け止められる気がします。

そういった何ともぼやっとしたものをとらえたくて、ぼくはカメラを握りしめて外に駆け出していくのかもしれません。

 

 

 

平日の昼間はいつにもまして自由に感じられるというお話なのですが、誰か共感していただける方はいるのでしょうか。

 

一人称の気持ち悪さも伴って、なんだかオナニーを見せつけられたような気がして胸糞が悪くなる方も多いのではないかと思います。

 

でもふとした瞬間に、「あ。この感じが平日の午後なのか。」と感じ取っていただけたらいいなと思います。

 

かの有名な詩に、「虹の足」というものがあります。

虹の中にいる人々は、虹が見えているわけではないから、幸せを感じていない。

往々にして幸せとはそんなものかもねってやつです。

 

この文章によって、誰かが自分を取り巻く虹の足に気付くことができたのなら、それ以上にしあわせなことはありません。

 

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言葉にするのは難しいのですが、要するにぼくはこんな感じの日航下限が好きなんだと思います。

動機の言語化はすごく難しいけど、楽しいから好きです。